三椏
和紙の原料として利用される三椏(ミツマタ)。
1年目の枝の樹皮を蒸してから剥いで、柔らかくなるように煮てから叩いて、トロロアオイなどと混ぜて漉いて和紙に加工し、紙幣にも利用されるそうです。
和紙作りに利用されるようになったのは戦国時代からのようで、調べるといろいろな歴史が見つかって面白いです。
徳島県では、和紙だけでなく幹を加工して石鹸も作られているそうです。
ミツマタは枝が規則正しいように3つに分かれる(三又)ことから命名されたそうです。
黄色い小さなお花がまとまって咲いて、近くによると良い香りがします。
花が終わると細長い葉がキレイです。
開花時期 3月下旬〜4月
花の色 オレンジ色 黄色 朱色
分類 ジンチョウゲ科ミツマタ属
落葉樹