「一生に一度は参れ善光寺」と言われるほど、全国から参詣が訪れる善光寺には年間約600万人も訪れる歴史ある寺院で、開山は古墳時代の644年。
歴史文献には、聖徳太子が登場したり川中島の戦いの頃には、多くの武将も訪れたそうです。
詳しい歴史などは、多くのホームページで詳しく紹介されたますので、参考にしてください。
万人に優しい善光寺
善光寺へお参りに行くと、外人の方も多いですが、女性やお子さんたちの参拝者がいつも多いです。
昔から、長野県民は「善光寺さん」と親しみをこめて「さん付け」で呼ぶのですが、これは一貫して無差別平等の救済を説く寺院として、昔から老若男女問わず親しまれていたからです。
また「牛に引かれて善光寺参り」とよく耳にしますが、牛が角に引っかけた布で信心の薄い老婆を善光寺に連れてくる布引観音にまつわる伝説で、女性が主役です。
伊勢参りは、女性の神様なので夫婦で参ってはいけないなどとも言われた様ですし、
多くの寺院は男性が代表したり主に参った様ですが、善光寺は古くから女性やお子さんにもしたしまれていた見たいです。
隠れた秘密を楽しむ
参道や屋根、お庭には多くの鳩が餌をついばんでいる愛くるし姿を目にしますが、この鳩の図柄を探しながら善光寺をお参りするとまた違った楽しみ方ができます。
山門の額は「鳩字の額」とも呼ばれるほど鳩の図柄が有名ですが、信号機やなどにも描かれていたり、授与品の中の文字に含まれていたり、いろいろな場所にあるので探して歩くと楽しいです。
さらに、山門の額をよく見るともう1つ動物のお顔が見えてきますので、ぜひ探してみてください。
また、山門の大きな仁王像は有名でだれもが目にしたりお参りをしてますが、その裏側には、有名な彫刻家 高村光雲が彫った「大黒天」「弁財天」「毘沙門天」があります。
さらに、大勧進の蓮池では夏になるときれいな蓮を見る事ができます。
善光寺には、あまり知られていないもう一つの楽しみ方もありますので、歴史や秘密を探しながらお参りすると、より深く善光寺を知ることができます。
冒険を楽しむ
なんと、善光寺では地下を冒険したり門の上から市街地の景色を楽しむ事ができます。
まずは、「お戒壇巡り」。
本堂の右側に入口があります、ここから入って真っ暗な中にある「極楽の鍵前」を見つけて触ると、本尊と一緒に極楽へ行かれると言うのです。
鍵は、瑠璃壇の真下にあるので鍵に触れる事でご本尊様とご縁ができるそうです。
そして、山門も登ることができて、門前町を俯瞰して素敵な景色が見られます。
特別うんと高いわけではないですが、石段の上からの景色とはまったく違ってまた趣が違います。
いずれも、有料で入れる時間も決まってますので、必ずホームページで調べてからおマリしてください。
まとめ
善光寺は、古くからとても慈悲深いお寺で、信仰と心の拠り所でした。
今では、日本全国からだけではなく、インバウンドで世界中から多くの方が訪れる長野県を代表する観光スポットです。
調べ始めると、とても歴史が長く不思議なことや風習、文化が多いお寺です。
これから、少しずつでも投稿を増やして知っていただきたいと思います。
そして、おとづれた人をもてなす参道にあるお店や門前町なども、最近ではカフェやスイーツ店が増える中、八幡屋礒五郎みたいにとても歴史のあるお店も多く、いろいろな魅力と楽しみ方がある寺院ですので、ぜひ一度は訪れてみて下さい。