日本五大稲荷のひとつにも数えられる佐久市の「鼻顔稲荷神社」。
約400年ほど前に京都伏見稲荷からの御分霊を祀って建てられたそうです。
湯川の断崖に建てられており、道路からもよく見えます。
鼻顔稲荷神社の歴史
鼻顔稲荷神社は永禄年間(1558年~1569年)に建てられと言われているとても歴史ある神社で、京都伏見稲荷大社からの御分霊を祀っているそうです。
天下泰平、五穀豊穣、家内安全などの神徳があるそうで2月11日には大祭が開かれ、商売繁盛や家内安全、厄除けなどで多くの参拝者が訪れるます。
本殿は、湯川の河岸の切り立った断崖に建っており、朱色の建物や鳥居は目を引きます。
建物は、清水寺などと同じ懸崖造りと呼ばれる建築のもので、社殿や社務所などとても趣があります。
季節ごとに美しさが異なる
湯川の河岸植えられてた桜越しに、対岸から見る鼻顔稲荷神社はとても美しく、鯉のぼりが飾られた時にはさらに見事です。
その後、新緑の季節の頃の鳥居や建物は、緑と朱色のコントラストが美しいですし、紅葉の季節にはまた違って荘厳とも言えるような景色を演出してます。
季節によっては、北アルプスを遠くに望んだり、雪景色や打ち上げ花火など、季節ごとに色々な表情と美しさを見せてくれます。
駐車場に車を停めて、川を渡っって対岸から見る姿をぜひ見てみてください。
鼻顔稲荷神社へのアクセス
鼻顔稲荷神社は、市街地から東側の場所にあり、佐久市営グランドの近くです。
市街地から、下仁田浅科線(県道44号)、香坂中込線(県道138号)を市街地(岩村田方面)から中込方面に進み、鼻顔稲荷前という信号を少し超えると断崖に建つ姿が見えてきます。
まとめ
鼻顔稲荷神社は、佐久市 岩村田に建つ永禄年間(1558年〜1569年)に建てられ、京都伏稲荷からの御分霊を祀った日本5大稲荷にも数えられる稲荷神社です。
湯川の河岸の断崖に、京都 清水寺などと同じ懸崖造りという建築方法で建てらたとても美しい神社で、桜や新緑、紅葉や雪景色など四季折々それぞれに美しい景色が描かれます。
地元の人々からの信仰も厚く、日々お参りされる地元の人の姿も多く、2月の大祭には多くの参拝者が訪れ、達磨を求めたり参道に屋台が並ぶなど賑わいます。
一度ではなく、季節後に訪れてその美しさを体験してみてください。