節分の頃に開花する事から節分草(セツブンソウ)と名付けられたお花で、春の妖精とも呼ばれますが、長野県で開花するのは3月から4月です。
千曲市の「戸倉セツブンソウ群生地」「辰野町 上島地区」「塩尻市 日出塩地区」などが群生で有名です。
戸倉セツブンソウ群生地は、東日本の北限にあたる場所で開花も少し遅いですが、斜面一面に咲く景色はとてもキレイで長野県では一番広いクラスにではないでしょうか。
茎先に単生するお花は、白く大きながくに黄色のお花に、紫色の雌蕊(めしべ)と青色の雄蕊(おしべ)がとても可愛らしくキレイですが、開花するまでには発芽してから3〜2年、長いものは4〜5年以上もかかるそうです。
地域や環境で花弁や萼の数や形状が異なっていて、見比べながら探してみるも楽しいです。
乱獲などで絶滅危惧種Ⅱ類になったり、地域でも天然記念物に指定されて地域の方々が大切は保護しているので、マナー良く見学するようにしましょう。
開花時期 3〜4月(長野県の場合)
花の色 白色
分類 キンポウゲ科セツブンソウ属
多年草