つくし(スギナ)

 

春の季語にもなっているツクシ(土筆)は、スギナの胞子茎(ホウシケイ)で、営養茎(エイヨウケイ)と呼ばれるスギナとは地中で繋がっているもので、春になってツクシが出始めた後に緑色のスギナが生えてきます。
ツクシは、スギナが元気に生えてくる頃には徐々に枯れたりして、姿を見なくなってきます。

ツクシは、字の如く胞子を飛ばして子孫を増やす働きのために育つそうで、先端(筆の穂先の様に見える部分)の膨らんでる箇所に胞子がたくさん詰まっていて、気温が上がってくると胞子を噴き出すそうです。

また、ツクシは食用として古くから山菜などと同じ様にいろいろな食べ方がされていたそうです。
甘辛く煮つけたり、煮物や炒め物に入れたり、和え物などに用いられますが、独特の苦味は春の味覚として人気です。

ツクシの草丈 10〜20cm
スギナの草丈 30〜40cm
分類 トクサ科トクサ属

ぽこりん

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20代の頃から長野県が大好きで、拠点も移して生活してます。 もっと多くの人に、長野県の魅力や素晴らしさを知ってもらいたく、また自分の思い出などの整理もかねてこのブログとnoteを始めました。 若い頃には、アウトドアを中心に楽しんでましたが、歳を重ねるにつれ草花や星空の美しさを楽しんだり、歴史や文化に触れる楽しみも少し増えてきました。 備忘録も兼ねて、街中や里山で見かけた草花の事を書いたり、大好きな長野、上田・別所、佐久などの観光地を中心に、長野県内の観光地や地元の人しか知らないような観光スポットやお店、長野県の不思議な風習や文化などを書いていく予定です。 観光マップなどには載っていない観光地や楽しみ方、その歴史背景なども紹介して行きます。 かなり、個人の趣味や嗜好に偏ったブログになるかと思いますが、旅行の参考になれば嬉しいです。

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